株を買っている人の目的はお金を増やすことです。今では学生や主婦など、ちょっとのお小遣い稼ぎのために株を始める人が大勢います。学生や主婦でもできると考えると、少し興味が沸きませんか?

銀行株の公式名称に付くFGとは?

金融業界におけるFGとは、Financial Groupの略で、金融持ち株会社のことを指します。銀行の再編が進み、経営統合によってメガバンクが誕生すると、経営効率を高めるため、持ち株会社制へ移行する流れができました。
例えば、三井住友フィナンシャルグループ(東証1部・証券コード8316)は、傘下として、三井住友銀行や、SMBC日興証券、消費者金融のプロミスなどを擁しています。持ち株会社制へ移行したことによって、単なる銀行業だけでなく、証券やローン会社など総合的な事業展開が可能になりました。
したがって、株式市場に上場しているのは、三井住友銀行ではなく、公式持ち株会社の三井住友FGということになります。他のメガバンクも同様に、みずほフィナンシャルグループ(東証1部・証券コード8411)、三菱UFJフィナンシャルグループ(東証1部・証券コード8306)が公式な社名になっています。
株価は2015年12月22日の終値で、三井住友FGが4,533円、みずほFGが241.5円、三菱UFJFGが756.4円と、かなりの幅があります。これは1株利益の水準が違うためで、経常収益だけで見ると、三菱UFJFGが最も多くなります。
さらに、再編、持ち株会社制への以降は地銀にも広がり、地域の近い銀行同士の経営統合が加速しています。
一例を見ると、ほくほくフィナンシャルグループ(東証1部・証券コード8377)は、北陸銀行と北海道銀行が経営統合されたもので、それでほくほくという公式社名になりました。
現在でも経営統合が噂されている銀行はあり、今後も銀行再編によって、新たなフィナンシャルグループが誕生する可能性を秘めています。